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たまにはサッカーもいいな、けどよ……キーパー暇すぎ!!
相手守備重視だからこっちにボールこねぇんだよ!!
なんだよ8−1−1って!! 超守備的布陣じゃん!!

第37話 B組の闘い7 <<雄二>>


CASE1 サッカー <<雄二>>


 やっとボール来た……。
 後半開始から5分ハーフラインからの超ロングシュート……。
 ゆっくりと転がりながら俺のほうに向かってくる……。
 それを余裕で足で止める。
「…………」

もう……耐えられない!!!

「いくぞオラァ!!!」
 俺は猛ダッシュでドリブルを開始し相手コートに走った。
「ゆ、雄二!?」
「止めるな智樹!! こんなもんサッカーじゃねぇ!! 俺が本当のサッカーを魅せてやる!!」
 俺は味方すらも無視して敵陣に突っ込んだ。
「オラオラオラオラァ!!」
 8人の守備の中縦横無尽にかわしつづける。
「まだまだこんなもんじゃねぇぞ!!」
 ドリブルの速度を上げた。
「は、速すぎる!!」
 相手の走る速度よりも速くドリブルをこなす。
「んじゃ、シュートといきますか」
 十分にゴールに近寄ってから俺はシュートを放った。
「ほれっ」
 素人のキーパーには隅にシュートを打てば大抵決まる。
 狙い通り左上隅に決まった。

「ゴ〜〜〜ル!!」

「全然物足りねぇ……」
「お前……パーフェクトマンか?」
 田村のつっこみがよく分からなかった……。
 その後も順調に俺が点を取りあっさりと勝負が決まった。

―― 藤木雄二&谷口智樹 他 サッカー 第二回戦 VS 1−D戦 勝利 ――




CASE2 バスケ <<健吾>>

「おい、高槻!! 準決勝進出決まったぞ」
「ん?あっそ、決まったの?おめでと」
 俺は他のクラスの奴等と雑談の世界に入っていた……。

―― 高槻健吾 バスケ 第三回戦 VS 2−F戦 圧勝 ――


CASE3 バドミントン <<結城>>

 ついに決勝まで色仕掛けで来てしまった……。
 んでもって、今交渉中……。
「お願いします。先輩!!」
 コイツがまた粘ること粘ること……。
「いや、無理だって……こっちも事情があるんだよ」
「そっちの事情?」
「まぁね……俺も勝たなきゃならないんだ」
 こりゃ手強い……っていうか、色仕掛けは通用しなさそうだ……。
「わかりました。正々堂々頑張りましょう!! 無理言ってごめんなさい」
「悪いね」

 まぁ……いいか……これでも5点だし……

―― 結城さやか バドミントン 決勝戦 VS 3−B戦 敗退 5ポイント獲得 ――


CASE4 バレー <<春香>>

 あ〜チームプレーってやりにくい〜
 敵のスパイクを取りにいけないのがもどかしい〜
 野球にまわっとけばよかったなぁ……
 あ、球来た。
「ほいさ」

バシンッ

 あたしって……なんだかスパイクの発射台にしかなってないような気がするわ……
 この試合を境に野球へ行こう……

―― 井上春香 バレー 準決勝 VS 1−D戦 勝利 ――


CASE5 卓球 <<???>>

 卓球は3位決定戦を戦っていた。
「これで、決まりっと」

パコンッ

「2−0、2−Bの勝ちです」
「「ありがとうございました〜」」

「何とかポイントは取れたわね」
「使命は果たしたってところかな……」

―― 卓球 三位決定戦 VS 2−D戦 勝利 2ポイント獲得 ――



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